2022年1月16日
iPadにこのApple Pencilを使ってこつこつお絵描きをしているのですが、3Dでデッサン人形を用意すれば便利では?と思ってMakeHumanを試してみたので、調べたことなどを書きます。
オープンソースのソフトウェアで無料で3Dの人体データを生成できます。
基本的には生成されたものはライセンスフリーで利用できるみたいです。
https://github.com/makehumancommunity/makehuman/blob/master/LICENSE.md
他にも3Dのデッサン用アプリケーションは色々あるのですが、出力してBlenderなどのアプリケーションで取り込めるというのがポイントです。
また、VRoid Studioも私の用途にあっているのですが、それは別の機会にブログのネタにしたいと思います。
MakeHumanとVroid Studioを比較して前者の方がより身体がリアル寄りのデータができるということも特徴です。
http://www.makehumancommunity.org/content/downloads.html
上記のURLからダウンロードします。
httpsではないのでドキッとしますが ><
私はHomebrewでインストールしました。
MakeHumanを起動したら、裸の人間が表示されているはずです。
画面左に表示されているスライダーを調節するとざっくりモデルの特徴が変わるのでためしてみましょう。
ちなみに、左ドラッグで回転、右ドラッグでズーム、中央ドラッグで上下左右に移動できます。
http://www.akjava.com/jp/makehuman/use.html
↑のサイトの説明が詳しかったです。
FilesのExportを選択して3点リーダーを選ぶと出力先を選べます。
ここでは、左にあるMesh FormatをFBXにしました。
以下の画像はFBXで出力して、Blenderで表示してみた画像です。
boneをいれるとうまくいかないですが、後述するmhx2で出力すれば正確に出力できるらしいです。
communityタブのDownload assets経由でサードパーティのアセットを追加できます。
画面右下のSynchronizeでアセットの一覧をダウンロードしてから個別に欲しいアセットをダウンロードします。
get screenshotsを選択するとスクリーンショットもアセットの一覧に追加され選びやすくなりますが、最初のダウンロードの時間が非常に増えるので注意が必要です。
また、著作権が物によって変わるので、気をつけましょう。
FBXなどでBlenderに読み込めますが、若干イメージが変わってしまいます。
そこでMakeHumanでmhx2で出力→Blenderでimport すれば解決できるらしいのですが、そのためにはプラグインが必要です。
http://www.makehumancommunity.org/content/plugins.html
にThis is most likely what you want to useと書いている
MHX2 (MH side)とMHX2 (blender side)でdownload zipからダウンロードすれば良いらしいです。
MakeHumanのプラグイン追加は、以下のリンク先の説明に沿えばOK。
https://github.com/makehumancommunity/mhx2-makehuman-exchange
ただし、最初から入っているという記事を見かけたので、このMakeHuman側のプラグイン追加は不要かも?
編集 > プリファレンス > アドオン > インストール
で先ほどダウンロードしたmhx-blender-latest.zipを指定すればOK
ファイル > インポートでmhx2を選択してMakeHumanで出力したファイルを選択すれば表示されるはず、、、!!
左がmhx2で、右がfbxで出力したデータをBlenderで表示したキャプチャーです。
いかがでしたでしょうか。
そこそこ導入が大変だったので、参考になれば幸いです!!