2022年3月29日
密室映画は登場人数が少なかったり、映画の尺が短かったりで観やすいんですよね。
会話劇になっているものは、会話がおしゃれだったり。
ここではU-NEXT(ゆーねくすと)で見られる密室映画を紹介します。
※2022年3月時点でU-NEXTで見放題です。時期によっては有料になっているかもしれません。
夫の不倫が発覚し、慰謝料で豪邸に引っ越すことにした母メグ(ジョディ・フォスター)と娘サラ(クリステン・スチュワート)。
不動産屋の不手際で、二人は実際に住んでいい日程より早く住んでしまいます。
そこに、泥棒がやってきてしまいました。
親子は隠れるためにパニックルームに隠れます。
一方、泥棒は、親子が住み始める前に住んでいた富豪の遺産を狙いパニックルームを狙います。
追い討ちをかけるように閉所恐怖症の発作が起こったり、はらはらドキドキの展開がとても面白いです。
大人番「ホームアローン」って感じですかね。
パニックやスリラー要素ありで、ちょっぴり怖いのですが、母の強さを感じられるおすすめの映画です。
「採用者は生涯毎年1億円の報酬を約束する」と雇用条件で謎の多い企業の最終試験に集まった8人。
狭い部屋に集められ、試験官に課された問題を解きます。
個性豊かなキャラクターが対立、協力、裏切り。
試験の時間は80分で、登場人物と一緒に謎解きをしている気分になれます。
100分程度のコンパクトな映画で密室映画の王道感が◎。
世界的人気小説「デダリュス」の完結編発売にあたり、出版社は複数の言語の翻訳版も同時に出版することにしました。
そして、とある富豪の洋館の地下に翻訳者を集めて、缶詰で翻訳に当たらせることに。
情報漏洩対策は完璧のはずだが、なぜか冒頭の部分がネットに流出。
「続きを漏らされたくなければ金銭を払えと」犯人からの要求があり、集まった翻訳家のうち誰が犯人かそれぞれが疑いつつ、推理していく。
翻訳者を地下に集めて〜というのは実際にあった話をもとにしているらしいですね。
最後のオチは意外性があり、とても良かったです。(あまり話すとネタバレになるので触れませんが)
加えて、翻訳者が原作のファンという設定で、物語の引用を会話にするのですが、伏線やテーマに繋がっているのが程よく推理のヒントになっているっぽくて面白く観られました。
不満としては、話が短い割りに過去と現在が行ったり来たりして複雑に感じた点。
あと、悪者がはっきりしない点ですかね。
アレックス・ロウザーはそれにしても若く見えますね。
当時25歳だったらしいですが。