2020年12月21日
過去に別のブログで書いていた記事を転載しているため、記事の内容が古いです。
虹の村とも、世界一カラフルな村とも言われている台湾の台中にある彩虹眷村(さいこうけんそん)に行ってきました。 村が取り壊されることになっている中、もうすぐ100歳を超える彩虹爺爺こと黄じいさんが10年前に暇つぶしに絵を描き始めて、このアートな村が生まれたそうです。 ただし、有名になってから取り壊しの反対運動が起こり今も村は残っています。 彩虹眷村(さいこうけんそん)の見どころや行き方などをご紹介します。
日本語読みだと彩虹眷村(さいこうけんそん)です。 眷村とは、ざっくり言うと軍人の村という意味です。 もうちょっと詳しく掘り下げると、外省人と呼ばれる中国の内戦後に台湾に移住した人々が住む村です。 村自体の所有権は国にあり、老朽化や村という閉鎖的な環境からくる治安の悪化などもあり取り壊しが進んでいるそうです。 ちなみに現地語、中国語での読み方はツァイホンジュエンツン。 発音が通じなかったら、英語のレインボーヴィレッジでも一部のタクシーの運転手には通じます。
高鐵と現地では呼ばれている、日本で言う新幹線なら台北から1時間程度でつきます。 価格は片道3000円程度です。 一方で、日本で言うJRの台鐵だと、2時間程度かかりますが、新幹線の半額になります。 新幹線の到着駅は高鉄台中站で台鐵の到着駅は台鐵台中站です。 高鉄台中站から目的地の彩虹眷村はタクシーで10分程度と近いのですが、台鐵台中站だと乗り換えて高鉄台中站まで数駅電車で行かないといけません。 ただし、台鐵台中站は街の中心部にあり宮原眼科と呼ばれる台中の人気スポットに行きたかったため、私は台鐵台中站経由で行きました。 ↓ は台北駅の切符売り場です。横にinformationの人がいて英語を話せる方もいるので安心ですね!
タクシーを降りると、何やらカラフルな街が見えてくるのですが、台中の駅から10kmも離れておらず、周りは比較的新しい大学などの建物ばかり。 どれだけの人がこの写真を見て台湾だとわかるのでしょうか(笑) ほとんど歩いてませんが、海外でホテルやゲストハウスから遠い地へ電車を乗り継いで、観光スポットを回るとすごい達成感ですよ!
よく見るとどこかで見たような。。。(笑) 日本のアニメーションや現地の俳優にインスピレーションを得た絵もあるとかないとか。
ポストカードなどのグッズに加えて現地名物でもあるレインボーなアイスは忘れずに! 運が良ければ、黄じいさんがグッズ売り場の横に座っているので、快く記念撮影に応じてくれますよ! 寄付金を入れる箱が横にあるので、画材代としてよろしければ任意の額を寄付してください!
インスタグラムなどのSNS全盛の今、世界中のインスタグラマーがフォトジェニックなこの村に写真を撮りに来ています。 今では、台湾だけでなく、世界中から人々がこの村の芸術を見ようとしてやって来ています。 台北から数時間でつくので、台湾に旅行する際は立ち寄ってみてはいかがでしょうか?