2020年12月21日
過去に別のブログで書いていた記事を転載しているため、記事の内容が古いです。
台湾の物価は日本の半分と言いますが、日本とあまり変わらないということ。実際に交通費などは比較的安価なのですが、コンビニで買うようなものは日本価格とあまり変わりません。では、台湾の人はどこで食事をしているのでしょう?
台湾の一般人の外食といえば夜市です。
せっかく台湾に行ったなら、全力で台湾成分を味わいたいですよね。
B級グルメの宝庫、台北の夜市をご紹介します。
中国語でイェーシーと言い、ナイトマーケット、ナイトバザールといえばイメージが湧くかもしれません。
中華圏や東南アジアなど、発展途上の熱帯の地域で一般的だそうです。
暑い昼間を避けて夜に活動する熱帯の地域、独特の夜の文化です。
お昼から開催している夜市もあるそうですが、今回ご紹介する台北の三大夜市はだいたい夕方の18時ぐらいから24時ぐらいまでがコアの時間帯です。
諸説ありますが、台北の三大夜市といえば、「饒河街観光夜市」「士林夜市」「寧夏夜市」の3つです。「饒河街観光夜市」「士林夜市」の2つは観光夜市とも言われており、世界中の人々が訪れる巨大夜市です。一方で「寧夏夜市」は地元の台北の人が中心の非常にローカル感満載の夜市です。
ネオンがキラッキラの赤い中華な門が出迎えてくれる饒河街観光夜市。
門をくぐると、400mの一本道を囲むようにお店が並んでいます。
一本道なので、台北に詳しくない人でも安心して回れることで人気です。
台北で最も古い夜市の一つと言われており、観光向けでありつつも程よくディープな感じもあり、所狭しと屋台が並んでいて、観光客にも大人気な夜市です。
入り口横には松山慈祐宮があり、夜遅くまで参拝可能なので、是非参拝を。
なんと言っても饒河街観光夜市最大のグルメといえば「福州世祖胡椒餅」の胡椒餅でしょう。
ビブグルマンにも選ばれた、饒河街観光夜市の看板とも言えるB級グルメです。
ちなみに、ビブグルマンとは星を用いた格付けで有名なミシュランガイドが、星をつける既存の指標とは外れるけど、コスパの良いB級グルメのレストランに与える称号です。
平日のピークを外した時間帯でも混んでいますが、並ぶ価値有りです!!
MRT「松山駅」徒歩約3分程度です。
迷宮のように広い広い夜市が士林夜市です。
今回ご紹介する他の夜市より圧倒的に広いです。
雑貨やゲーム屋台も豊富にあり、地下に降りるとフードコートのような空間「美食区」もあります。
おそらく一回で回りきれないのでしょうか?
目当ての品を事前に調べてから行くのがおすすめです。
MRT剣潭駅から徒歩3分程度
士林駅もありますが、剣潭駅が一番近いです。
降りる駅を間違えないで!
他の2つの夜市と比較すると少しこじんまりしています。
その分現地の台湾人が家族で来たりと、非常にローカルな気分を味わえること間違い無しだと思います。
350m程度の道に屋台が密集しており、ちょっとしたお祭りのような気分を味わえます。
場所も台北駅から近く、繁華街も近いので台北中心部に宿を取られた方は是非訪れてください!
MRT中山駅から徒歩8分程度。
胡椒餅(フージャオビン)は日本でも流行るのではないかと言われている台湾を代表するB級グルメです。
胡椒の効いたネギと豚肉の餡を小麦粉で包み込んで釜で焼き上げています。
外はカリッとしていて、中はホクホク。
どのガイドを読んでも口を火傷してしまうと注意書きを見受けられます。
ただ、わかっていても火傷してしまうぐらい、熱いです。
私もあまりの美味しさに火傷しつつもガッついてしまいました(笑)
食べ歩きに手頃なサイズなので、是非お試しあれ!
夜市を歩いていると、たまにすごい異臭を感じるはずです。
豆腐を発行汁につけた臭豆腐は、これぞ「B級」と思わせるようなグルメです。
挑戦するつもりで台湾に望みましたが、私は臭豆腐を前にして挑戦することをやめました。。。
台湾の人に聞いたところ、日本の納豆のように好き嫌いが人によって別れる上に、食べ方でも大丈夫な人もいれば、無理な人もいるそうです。
実際、臭豆腐は味噌をつけたものや焼いたもの上げたものパンに挟んだもの、豊富な食べ方があります。
焼いている臭豆腐がトライしやすいと聞きましたが、挑戦する方は頑張ってください!←
南国の台湾は驚くほど暑いです。
そんな時に食べたくなるのはやっぱり冷たいスイーツですよね。
トロピカルフルーツを存分につかったかき氷が多く、氷がふわふわしてものが台湾だと多いです。
辛發亭が士林夜市だと有名です。
ミルクを凍らせたかき氷が名物です。
台湾の街や夜市を歩いていると至るところで魯肉飯の販売を見かけることだと思います。
台湾料理を食べるにあたり家庭の味、庶民の味とも紹介されることが多いこの魯肉飯。
豚肉を醤油で煮てその煮汁とともに食す魯肉飯は、気取っておらず台湾から帰ると頻繁に食べたくなるような、そんな料理です。
台湾で飲みたいジュースといえば、タピオカミルクティーですよね!!
日本と比較しても台北では至るところで販売されています。
太いストローでタピオカを食べながら飲むミルクティーは美味です!
ちなみに、 夜市で蛙の絵を見かけることが多いと思います。
大粒のタピオカがカエルの卵に見えることが由来だそうです。
最初は驚くかもしれませんが、台湾人の茶目っ気だと思って逆に楽しみましょう!
両替所がなく、お会計は基本的に現金のみ。
ATMが近くにあるとも限らないので事前に崩しておきましょう。
台湾は比較的平和ですが、夜市は非常に人で混み合います。
日本と同じでポケットの見える位置に財布を入れたりしないようにしましょう。
食べ歩きをしていると手が必ずといっていいほど汚れます。
ウエットティッシュやタオル等を持参していると安心できます。
夜市は日をまたぎますが、MRT(台湾の地下鉄)の終電は大体0時頃だったりします。
帰りのタクシーを避けたければ、時間に余裕を持って行動しましょう!