2021年2月15日
どうやったらイラストが上手くなるか、挫折しないか。
イラストが上手くなりたい30越えのおっさんが、どうやったら上手くなるか色々戦略を考えてみました。
結局、まだほとんど始めていないし上手くなっていないのがこの話のポイントです(すみません)
筆者は
過去にイラストが上手くなりたいと考えて挫折した経験を振り返ってみました。
正直、絵を描いていて楽しくないです。
絵が上手な状態に憧れはありますが、現在の私のスキル(下手)では描いても楽しくないです。
上手になったら楽しいだろうなと思うのですが。。。
結果として、何度も絵を描く機会があったのに続かなかったです。
もちろん、絵を仕事にしているような方は、絵が下手な時でも描いていて楽しくて描いていたらプロになったという人も多いのでは?と思います。
なので、私は絵を描くことに向いていないのでしょうか?
絵を描くことが続かない人、描いていても楽しくない人は向いていないのでしょうか?
私は向いていないとは思いません。
過去の私の経験ですが、サッカーを習い始めた時は好きで始めませんでした。
身近な友人がやっていたのと、女の子にモテたかったからです。
その後、続けてできることが増えていくことで楽しくなってきました。(最後までモテませんでしたが。。。)
また、試合形式の練習やシュート練習は楽しかったですが、試合観戦や基礎練習は最後まで楽しくなかったです。
つまり、
要するに、絵の練習がすきなことは絵がうまいことに直結しないと思います。
また、初心者の壁を超えるとある程度、楽しくなるのかとも思います。
時間があったのに、絵を書かなかった要因は、照れや上手くないと面白くなかったのではないかと感じています。
また、どうやったら上手くなるかが見えなかったのかと。
下手な期間が長くなればなるほど挫折しやすいですよね。
なので、絵を書くことを続かせる工夫が必要だと思います。
もちろん、根性がなかったというの可能性もありますが、それは隅に置いておくこととします。
また、子供の方が飽きっぽいみたいなのもあるのかと。
大人になってから、昔の教科書を読んだことってありますか?
私はあるのですが、当時なんであれほど難しいと感じたのだろう、今読むと面白いと感じました。
つまり、昔挫折した人でも、もう一度絵を描き始めると上手くいくかもしれません。
30 を超えたおっさんは
ここまで考えて諦める要素がありありなのですが(特にイラストを描いても楽しくないところ)、諦めきれないのでポジティブな要素、それでも楽しく+モチベーション維持しながら練習できる方法を考えてみました。
先程の反省材料を考えると以下の要素を考えました。
イラストの練習は嫌い
→練習は楽しくしたい
モチベーションの維持
→できるだけ早く初心者を脱出、比較しない、上達の可視化、アウトプット、習慣化、刺激を定期的に受ける
こんなところかと思います。
では、掘り下げていきます。
練習それ自体を楽しくしたいです。
そこでキーワードになりそうなことを考えてみました。
昔、大人の塗り絵が流行りました。
初心者のうちに色々やろうとすると大変なので、「色」だけに集中するというのはかなりよさそう。
また、挫折した人にはとっつきやすいのかもしれません。
こちらのサイトによると「集中力アップ」や「認知症予防」の効果があるようです。
アートセラピーとしての塗り絵もいいとか。
私はデジタルでトライしてみたいと考えているのですが、有名なので試しに一冊やるのはありかも。
また、「鬼滅の刃 線画 塗り絵」などで検索してみても色々素材が落ちているみたいなので参考にしてみてもいいかもしれません。
アプリも検討する価値はあるかもしれません。
アプリの塗り絵はタップするタイプとこするタイプがあるようなので、そこには注意が必要そう。
私はApple pencilを使って、絵の練習をしたいのでApple pencil対応の物を探しました。
全ては試していませんが、有名どころは
あたりのようです。
ぱっと調べたところ、
Pigmentがかなり有名のようですが、勝手に課金されるとか(そんなことありえるのかな、、、)怪しい評判も多いようです。金額はサブスクリプションモデルで1000円弱。
Tayasui Colorは買い切りタイプで400円程度のようです。この価格なら失敗してもいいやでトライしても良さそう。
Lakeは2017 Apple Design Awardを受賞したとかでおしゃれな感じがとても良さそう。とりあえず、無料でいくつかの塗り絵はできるみたいで、私はこちらをダウンロードして使うことにしました。月額課金の場合1000円程度で年間だと4000円でかなりの差があります。
一部無料で試しただけですが、かなりおしゃれでした!
ただし、私は後述するトレースの練習方法が肌にあっていたため、あまり使えていません。。。
イラストソフトで好きな絵をトレースするというのも良いかと思います。
iOSアプリで有名なイラストは
このあたりがいいらしいです。どれもトレースはできるっぽいです。
ただ、がっつり描くならPCと連携することも考えてクリスタがいいかも。
クリスタは一括払いとサブスクリプションがあるのですが、サイトをみる限りipad版もだとサブスクリプションのみになりそうで悩むところ。
クリスタのMac 版を買ってSidecarで使おうかなと思いつつ。(上手く使えるかは検証していないです)
ちょろっと描きたいときにはibis paintを使うことにしました。
広告除去や追加機能を使いたい場合は課金があるのですが、ちょっと使うだけなら無料で使えるからです。
Procreateも買い切りの1220円(2021年1月時点)で気になるのですが。
ibis paintは無料で使用できるのですが、広告を消すには課金しないといけないこともあり、あえてProcreateを購入しました。
ただ、描くだけでなく指導を受けたりして効率的にレベルアップしたいところ。
この辺りが選択肢にあがりそうです。
お絵描き機能 + チュートリアルなどの機能付きがあるみたいです。
DrawShowはiPadに対応していないようで、画面も小さく、iPadでは使えなかったです。ただ、Androidはもう少し評判がいいようなので、そちらだといいのかもしれません。
Palmieは無料動画で学べるみたいなのですが、iPadでは表示が崩れていて、中身はYoutubeが見れるだけみたいなので普通にYoutubeでみたら良さそう。
PalmieはYoutubeでみる分にはとても良さそうでした。
https://www.youtube.com/channel/UCB8gUdHweo–1aou95RQvQw
両方無料動画ありで、価格はSenseiが月550円(pixivのプレミアム会員に入る価格)Palmieは月9800円。
この価格の違いはなんでしょう。
Palmieは不定期でイラストの添削コースがあり動画数も多い?らしいです。ただ、詳しくは比較できていないですが。。。
イラスト・マンガ描き方ナビは描き方中心でpixivisionはイラストの紹介などが多い印象です。
初心者向けで有名なのはこの辺らしい
どれも評判は良いです。
また、読んだら別記事にしたいです。
モチベーションといえば漫画と思っていますので、モチベーションが上がりそうなのをピックアップしました。
ブルーピリオドは美大を目指すスポコン系の漫画。
ハチミツとクローバーは美大生の恋愛漫画。
左ききのエレンは主人公が駆け出しのデザイナーで最近ドラマ化しましたね。
必ず過去に描いたイラストは保存しておきましょう。
上達がわかると嬉しくなりますし、サンクコストを意識することで挫折しにくくなると思います。
あと、抵抗がない方はSNSにあげると尚良いと思います。
イラストを描けない筆者がどうしたら上手くなるか、色々戦略を考えてみました。こうかくと全然信憑性がないですが、少しでも初心者の方、これから始める方の参考になれば幸いです。
今回、克服したかった楽しく+モチベーションを維持しつつはProcreateでトレースをもくもくすることで達成できました!
まだ、上達はほとんどしていないですが、当初の課題はクリアできたかなと。
Apple Pencilを使っています。
他のスタイラスペンの方が安くて迷ったのですが、筆圧感知がある点を決め手にApple Pencilを選びました。
使用するiPadによって第一世代か第二世代のどちらのApple Pencilが対応しているかが変わるので要注意。
iPad用に保護フィルムを買いました。
通常のシールだと表面がツルツルで描き心地が悪く、こちらのシールに変えたところとてもよかったです。
それにしてもNIMASO ペーパーライク フィルムは貼りやすくてとても好きです。
オンライン講座の代わりにYoutube参考にみてます。
めっちゃ便利な時代になりましたね。
ほぼメモですが、私がよく観る動画をまとめています。
一年半前の私は
と書いていますが、最近は
という状態です。
ほぼ毎日デッサンとかぼんやり描いていてると「あれ、俺うまくなったんじゃね?」となり、ガッツリイラストを一枚絵として描いてみると、「やっぱ、まだまだ上手くないわ、、、」となるループです。
上手くなったら楽しくなるのでは?と思っていましたが、上手くなったのかというと、こんな感じです。
もう少し上手くなったら、Twitterなどに絵を公開していきたいと思うのですが、いつになることやら、、、という気持ちです。
「上手くなったら、公開するというやり方だといつまで経っても公開できないよ」という意見もきくのですが、絵を挫折しないで続けられた理由の一つであるマインドが、「気長にやる」「期待しすぎない」なので、私はもうしばらくこのペースで続けようかなと考えています。
社会人になってからよく聞く「習慣化」というのが、やはり継続することのコツなのかなと。
時期にもよるのですが、最近は「昼休みに10分だけ時間取る。気が向いたら週末 1時間以上時間を作る」というルールで継続できています。
また、iPadとApple Pencilがいつも机の上にあるので、すぐにProcreateを開ける状態でいるというのも大きいです。
それに、描いた絵を日付で管理していて2年近く続けると「こんなに描いたのか」という気持ちになり、「辞められないな」という気持ちになるのも大きいと思います。やはり、サンクコストを意識することは大事。
Youtube動画を見ることもあるのですが、本も読みます。
本は有料ですが、最後まで通しで読んでかいつまんで模写すると達成感を得ることができるので、Youtubeにインプットが偏るのも良くないなと感じています。
また、体系だって学べるのも良いポイントだなと思います。
色々読みましたが、パク・リノ先生の本は読後の満足度めちゃくちゃ高いです。
色塗りチュートリアル 立体感のあるキャラを描こう!も読みましたが、個人的に厚塗りを学びたかったので、ちょいちょい読み返すぐらいには好きです。
電子書籍がないのが少し残念ポイント。
プログラミングを覚えた時もそうだったんですが、覚えて形にするまでがなかなかしんどかったんですよね。
「シンプルなイラストを形にしたい」みたいな目標があるなら、おすすめできると思います。
Youtuberの方のイラスト動画を見てよく思うのが、人を描く時シンプルな図形で捉えている人が多いなということです。
人体といった、複雑な形を抽象で理解するというのは役に立つなと日々思います。